東京銀座ウェルネス&エイジングクリニック

MENU

コラム

ホームコラム『NAD測定』で可視化する、あなたの長寿への現在地

2026.03.23

『NAD測定』で可視化する、あなたの長寿への現在地

全6回にわたってお届けしてきた「メディカル・バイオハッキング」の連載も、今回が最終回となります。

これまでのコラムでは、同じ健康法でも人によって効果が異なる「個体差」の存在や、成分をただ届けるだけでなく「細胞内でどう使われているか」という代謝の視点が必要であることを解説してきました。

「なんとなく調子が良い」という感覚(推測)ではなく、客観的なデータ(事実)に基づいて自身の身体を操縦すること。それが、不確実な時代における最高の自己投資です。

そしてこの度、東京銀座ウェルネス&エイジングクリニックでは、皆様の抗老化戦略を「推測」から「事実」へと引き上げるための強力なツールとして、『NAD測定』の提供を開始いたします。

最も重要なエンジン「NAD⁺」を直接測る

私たちがNMN(点鼻・点滴・サプリメント)を取り入れる最大の目的は、細胞のエネルギー源であり、長寿遺伝子(サーチュイン)を活性化させる鍵となる「NAD⁺」を体内で増やすことにあります。

しかし、前回のコラムでもお話しした通り、「NMNを摂取した=NAD⁺が確実に増えている」とは限りません。吸収率や代謝の個体差によって、その変換効率は人それぞれだからです。

今回当院が導入する『NAD測定』は、あなたの血液中に実際にどれだけのNAD⁺が存在しているかを、正確な数値(pmol/mg)として直接測定する検査です。

院長自身のデータが示す「残酷な事実」と「最適化」

実際の検査では、どのようなことが分かるのでしょうか。ここで、非常に興味深いデータをご紹介します。実は、当院の院長自身が受けたNAD測定の結果です。

院長がNMN点滴を受けた際のデータを見ると、なんと投与前後でNAD⁺の数値が「-5.12%」とわずかに減少(あるいは横ばい)していました。
これだけを聞くと、「せっかく点滴をしたのに効果がなかったのか?」と驚かれるかもしれません。

しかし、注目すべきは『投与前の数値(ベースライン)』です。
院長の投与前のNAD⁺値は、同年齢の平均と比べて「++(非常に高い)」という最高レベルに達していました。その理由は明確で、院長は日頃から「NMNサプリメントを毎日1000mg内服する」という習慣を続けていたからです。

つまり、このデータが示しているのは以下の2つの事実です。

「もっと」という思い込みを捨てる

もし、この『NAD測定』を行っていなければどうなっていたでしょうか。
「もっと点滴を打てば、もっと良くなるはずだ」と盲目的に考え、すでに満タンのタンクに高価なNMNを注ぎ込み続けていたかもしれません。それは、溢れて無駄になるだけでなく、第4回でお話しした「メチル基の枯渇」など、代謝バランスを崩す原因にもなり得ます。

しかし、データを見たことで「自分の今のサプリメント習慣は正解である」「現在は、これ以上の追加点滴は必要ない」という明確な答え合わせができました。
これこそが、メディカル・バイオハッキングの真髄である「引き算の最適化」です。

逆に言えば、「毎日サプリを飲んでいるのに、数値が平均以下だった」という方もいらっしゃるでしょう。その場合は、サプリの量が足りないのか、吸収率が悪いのか、代謝をサポートする別の成分(レスベラトロールやコエンザイムQ10など)が必要なのか、医師と共に戦略を練り直すことができます。

4月より、段階的にサービスをスタートします

「良いと言われているから続ける」という盲目的な健康法は、今日で終わりにしましょう。
定期的にNAD⁺値を測定し、医師と共に戦略を練り直し、また測定する。このサイクルを回すことこそが、若々しい身体機能とクリアな思考を維持し続けるための最短ルートです。

当院の『NAD測定』は、4月上旬より試験運用を開始し、4月末〜5月にかけて本格的なサービス提供を予定しております。

NMN点鼻や点滴、サプリメントをすでに続けていらっしゃる方は、「今の自分のやり方が合っているか」の答え合わせとして。
これからエイジングケアを始めたい方は、「長寿への現在地」を知るスタートラインとして。
ぜひこの機会に、ご自身の「事実」を測ってみませんか。

詳細なご予約方法については、順次クリニックよりご案内いたします。皆様のさらなるパフォーマンス向上を、私たちが全力でサポートいたします。

この記事の監修者 / Supervisor
檜山 和寛
東京銀座ウェルネス&エイジングクリニック 院長

檜山 和寛 Kazuhiro Hiyama

医師・薬剤師のダブルライセンスを保有。日米の医療現場で研鑽を積み、消化器外科部長などを歴任。現在は医学と薬学の深い知見に基づき、細胞レベルでのエイジングケアや予防医療を提供しています。

略歴・資格の詳細を開く

略歴

  • 2008年:東京大学薬学部 薬学科 卒業
  • 2013年:筑波大学医学群 医学類 卒業
  • 2015年:米国にて診療(ECFMG certification取得)
  • 2019年:新松田会愛宕病院 消化器外科部長(がん外来および外科診療立ち上げ)
  • 2019年:カンボジア王国 International University, Department of Surgery

主な保有資格・認定

  • 日本国医師免許・日本国薬剤師免許
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
  • 米国医師臨床資格(ECFMG certification)、USMLE Step 3
  • カンボジア王国医師免許
詳しいプロフィールを見る

本記事は研究背景や考え方を紹介するものであり、特定の効果・効能を示すものではありません。
治療や使用については、必ず医師にご相談ください。

コラム一覧

診療予約はこちらから

当院は完全予約制となっております。
当日予約をご希望の方はお電話かSNSで
お問い合わせください。

Privacy Overview

当サイトでは、利用者の体験向上や分析のために Cookie を使用しています。Cookie の利用に同意いただける場合は「許可する」を選択してください。一部の Cookie は、サイトの安全性や基本機能を提供するために必要です。詳細は「設定」よりご確認いただけます。