1回の採血で50種類以上の
がんの可能性を評価する
遺伝子・タンパク質解析検査
がん治療において最も重要なのは「早期に発見し、速やかに適切な対策を講じること」です。しかし、従来の人間ドックやがん検診だけでは、全身のがんを網羅的に、かつ初期の段階で見つけることは容易ではありませんでした。
キャンサーガード(Cancerguard)は、米国エグザクト・サイエンス(Exact Sciences)社が開発した、一度の採血で複数のがんの可能性を調べる多がん早期発見検査(MCED)です。
多がん種早期検出(MCED)分野での豊富な経験と、20,000 人以上が参加した米国における臨床試験のデータをもとに、がんの早期検出とケアに必要な情報を提供するスクリーニング検査です。
※「20,000人以上が参加した臨床試験」の出典:
・Lennon et al., Science (2020)(DETECT-A 試験)
・Buchanan et al., Cancer Prevention Research (2024)(DETECT-A フォローアップ研究)
・Gainullin et al., Cancer Research (AACR 2026, Abstract #1108)(ASCEND2 試験)
本検査の主な対象者について
本検査は、自覚症状のない段階で潜在的ながんの可能性を早期に探知するための「スクリーニング
(一斉検診)検査」です。そのため、以下の条件を満たす方を主な対象としています。
過去3年以内にがんと
診断されていない方
全身のがんの可能性を
網羅的に調べたい方
がんの家族歴があり、
早期発見に備えたい方
当院で幹細胞治療や各種エイジングケア治療を検討されている方、
または受けられる方
※ご自身が本検査の対象となるか、また受診に適しているかなどのご不安がある場合は、事前に当院の医師へお気軽にご相談ください。
-
キャンサーガードの特徴
-
一度の採血で50種類以上のがんのシグナルを網羅
一度の採血のみで、全身の 50 種類以上のがんの可能性(がん細胞由来の DNA およびタンパク質)を同時にチェックすることができます。
通常の検診ではカバーしにくいがんへの備え
これまでのがん登録において、一般的な5大がん検診(胃・大腸・肺・乳・子宮頸)の対象とされないがんが占める割合は 48%にのぼります。普段受けているがん検診に本検査を加えることで、がんが大きく広がる前の段階で見つけられる機会を増やすことを目指します。
※5大がん検診の対象とされないがんが 48%」の出典:
国立がん研究センター がん情報サービス「がんの統計2024図表編」:2023年 部位別予測がん罹患数(全国がん登録2019年実績に基づいております。)
見つかりにくいとされるがんへのアプローチ
特に膵臓がん、食道がん、卵巣がんなど、進行するまで自覚症状が出にくく、一般的に発見が難しいとされるがんの可能性を評価するうえでも、早期発見のきっかけとして有用です。
サポート体制とメリット
早期発見による選択肢の広がり
がんを早い段階で見つけることができれば、身体への負担が少ない治療法など、選べる治療の選択肢が広がり、治療成績の向上に繋がる可能性があります。
身体への負担に配慮した検査方法
検査は腕からの採血のみで行われます。放射線被ばくの心配や検査に伴う強い苦痛がなく、お忙しい方でも短時間で受診いただけます。
「がんミライ先端外来」によるトータルケア
万が一、がんの可能性が検出された場合でも、当院の「がんミライ先端外来」が提供する各種ゲノムパネル検査や個別化医療へのスムーズな連携が可能です。
検査の精度と、お受けいただく際の大切な注意点
(限界・リスク)
本検査は優れた検査精度(感度64.1%・特異度97.4%)を有していると報告されていますが、検査の性質上、以下の限界とリスクがあります。受診前に必ずご確認ください。
※「感度64.1%・特異度97.4%」の出典:
・Gainullin VG, et al., Cancer Research (AACR 2026, Abstract #1108)(ASCEND2 試験)
・Gainullin VG, et al., medRxiv. DOI: 10.64898/2026.03.03.26347329
感度64.1%・特異度97.4%は、ASCEND2試験の結果に基づいております。
確定診断ではありません
本検査はがんの有無を確定するものではありません。がんの確定には、追加の画像検査(CT、MRI、PET-CT など)や医師による総合的な診断が必要となります。結果の解釈および今後の対応については、当院の医師が丁寧に説明・診断いたします。
「陽性(がんの可能性あり)」と判定された場合
特異度が 97.4%であるため、陽性と判定された場合は、身体のどこかにがんが存在している可能性が非常に高いと考えられます。その場合は、速やかに必要な精密検査(画像検査等)のご案内、あるいは専門医療機関へのご紹介・連携を行います。
「陰性(がんの可能性を検出せず)」と判定された場合(偽陰性のリスク)
陰性と判定された場合でも、がんの可能性が完全に否定されるわけではありません。本検査には感度64.1%の特性上、偽陰性(実際にはがんが存在していても検出されない)の可能性があり、検査結果のみで診断を確定することはできません。
がん検診の代替えにはなりません
本検査は、特定の画像検査や内視鏡検査等に完全に代わるものではありません。これまでの標準的ながん検診や人間ドックと併せて受けていただく(組み合わせる)ことを前提としています。
未承認医薬品等に関する重要事項
1未承認医薬品等
本検査において使用される検査キットは、日本の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」において承認されていない未承認医療機器です。
2入手経路等
当院では、米国の Exact Sciences 社との契約に基づき検査キットを個人輸入の形で調達しています。採取した検体は米国の検査施設へ送付され、解析が行われます。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記 URL をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/
3国内における承認医薬品等の有無
国内において、同一の性能を有する承認済みの多がん早期スクリーニング検査のために医療機器はありません。
4諸外国における安全性等に係る情報
米国等において臨床試験が行われていますが、各国の規制当局による承認ステータスは随時更新されるため、詳細な最新情報は医師にご確認ください。なお、現時点において、本検査に関する重大な安全性上の問題は報告されておりません。
5医薬品副作用被害救済制度について
本検査において万が一重篤な副作用が出た場合、国内の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。
検査の流れ
-
STEP1カウンセリング・診察
検査の目的、特徴、リスクや限界について医師が丁寧にご説明いたします。
-
STEP2採血
通常の健康診断と同様に、腕から少量の血液を採取します。
-
STEP3解析
採取した血液は、エグザクト・サイエンス社のラボ(米国)へ送られ、精密に解析されます。
-
STEP4結果のご説明
後日、レポートを元に医師より結果をご説明し、今後の健康管理や必要なステップについてアドバイスいたします。
料金表
※表示の料金は日本在住・保険証(マイナンバーカード)所持で会員登録された方の税込価格です。
※上記をお持ちでない方は(Non-member)の価格で対応させていただきます。
Note: The displayed rates apply to members residing in Japan who hold a health insurance card (My Number Card). Those without these documents will be charged the non-member rate.
| 検査費用 | 198,000円( Non-member / 270,000Yen ) |
|---|
- 検査回数・期間
- 1 回の採血(数分程度)。米国のラボでの解析を含め、結果のご説明まで約 3-4 週間かかります。
- 検査の対象者
- 全身のがんの可能性を網羅的に調べたい方、がんの家族歴があり早期発見に備えたい方、当院での幹細胞治療を検討されている方など。
- 受付時間
- 平日のみ受付(金曜日は 15 時までの受付)
早期発見による選択肢の広がり
身体への負担に配慮した検査方法
「がんミライ先端外来」によるトータルケア

