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Stem Cell Supernatant Therapy

幹細胞上清液治療

人幹細胞による治療ですが、培養中の幹細胞が放出する
何百種類もの生理活性物質を利用した治療で、治療に幹細胞は使用致しません。

期待される効果

幹細胞から分泌される成長因子やサイトカイン等の生理活性物質が、体内にある幹細胞や再生能力の高い細胞に直接働きかけて組織の再生を促す作用があります。

■組織・神経修復作用
■抗炎症作用 
■抗酸化作用
■創傷治癒作用
■免疫調整作用
■活性酸素除去作用
■血管再生・血管新生作用
■美容作用

当院で提供する幹細胞上清液治療

当院では、「骨髄由来」「臍帯由来」「脂肪由来」の3種類の幹細胞上清液治療を提供しております。
上記は全て高品質な幹細胞上清液を提供する、セラスター社製の幹細胞上清液「セクレトーム」を用いて治療を行います。
セラスター社の製品は、ウシ由来血清(FBS)を使わず、FDAガイドラインに従ってヒト血小板溶解物を使用したXeno-Free製品となっています。また、ドナーに対するスクリーニング検査、培養、製造工程、最終製品に対する検査として、厳格な検査基準をクリアした製品のみを出荷しております。

■骨髄由来幹細胞上清液治療

圧倒的なエクソソーム量

骨髄には造血幹細胞や間葉系幹細胞が含まれており、特に間葉系幹細胞(MSC)は、組織修復や免疫調整作用を持っています。その上澄み(上清液)である骨髄由来幹細胞上清液は、抗炎症・免疫調整・組織再生能力が高く、特に関節疾患、神経疾患、自己免疫疾患の治療に適しています。

■臍帯由来幹細胞上清液治療

高い成長因子・サイトカインの含有量

「臍帯由来幹細胞培養上清治療」とは、ヒトの臍帯より採取した幹細胞を培養し、その培養液より生成した上清液です。
臍帯とは、へその緒のことであり、この臍帯にある間葉系幹細胞には、骨髄由来、脂肪由来などの成人の組織から採取する細胞と比較すると、ES細胞(受精卵から採取される幹細胞)に近い性質(遺伝子発現)を持っていることが分かっています。

また、サイトカインの含有量が高く、組織修復作用、免疫抑制作用・炎症鎮静作用などが期待できます。臍帯由来の間葉系幹細胞は、神経を保護する作用が、骨髄由来、脂肪由来よりも高いという報告もあります。神経障害などの改善にも期待されております。

■脂肪由来幹細胞上清液

ドナーの透明性の高い幹細胞上清液

脂肪由来幹細胞上清液は、強い抗炎症作用や組織修復能力を持ち、特に関節疾患や美容、炎症性疾患の改善に効果が期待される治療法です。
セラスター社の提供する脂肪由来幹細胞セクレトームは、500以上の検体を比較分析して、最も優れた細胞より製造されています。この細胞は、ドナーの合意もあり、由来が明確な20代前半の健康な日本人女性(コロナワクチン接種なし)から採取したものです。

リスクと副作用について

注射や点滴による穿刺部の痛み、内出血、神経障害などの副作用は稀に見られます。アレルギー反応は殆どないと言われていますが、過去にアレルギー反応を起こしたことがある方はご相談ください。

幹細胞培養上清液の臨床

点滴による全身投与

(1) 点滴などの溶液に培養上清液を入れて、ゆっくりと静脈内に投与します。培養上清液に含まれる多種多様のサイトカインが、体内の損傷している部位の細胞を活性化し、様々な老化現象を改善することが期待されます。 病気を治療するものではありませんが、障害環境の改善や障害細胞の代謝促進で広範な疾患の予防効果や疾患改善の補完療法となります。

(2) 「幹細胞培養上清液」がもつ効果の特徴として「損傷部位の修復」があります。弱っている細胞部分を補いますので、投与の仕方によって効果の現れ方は異なりますが、身体や肌が回復を求めている部位から改善されていきます。また、定期的な治療により老化予防、薄毛治療、健康維持にもつながることも期待されています。

■心血管障害
■肝機能障害
■呼吸器障害
■腎機能障害
■糖尿病の合併症

点鼻による脳内投与

通常の点滴では培養上清液の有効成分は脳内毛細血管の脳血液関門を通過する事が出来ません。そこで脳に疾患がある場合や老化による機能低下がある場合には、点滴ではなく点鼻によって投与します。

■記憶力低下の改善
■脳梗塞後の諸症状の改善
■パーキンソン病の補完

治療の回数

症状などによって個人差がありますが、初回より何らかの効果を感じる方もいます。5回から6回の治療で多くの方に実感して頂けるようです。 幹細胞培養上清液は、点滴、局所注射、関節内注射、外用療法などの投与形態があり、その投与により、幹細胞が産生した成長因子・免疫調節因子・抗炎症性因子・神経再生因子などが病態に応じて作用するのに加えて、体内の幹細胞を活性化することにより効果が発現すると考えられています。

サイトカインの種類 主な効果
血管内皮細胞増殖因子:VEGF 発毛、育毛、ゴースト血管抑制
上皮成長因子:EGFとFamily シミ、くすみ改善、表皮代謝の改善、シワ改善
毛拉致のサイト成長因子:KGF 発毛、育毛効果
インシュリン様成長因子:IGF 皮膚再生、シワの改善、張りや弾力の再生
血小板由来成長因子:PDGF 細胞分裂の促進、損傷組織の増殖・再生
トランスフォーミング成長因子:TGF-β、RGF-αとそのFamily 抗炎症、創傷治療や細胞の増殖促進
幹細胞増殖因子:HGF 組織再生・活性
CNTF(毛様体神経栄養因子) 神経幹細胞の増殖促進・活性
GDNF(グリア細胞株由来神経栄養因) 神経細胞の分化・成長、ドーパミン取り込み促進
NGF(神経成長因子) 神経伝達物質の合成・促進、神経細胞の維持、細胞損傷時の修復、脳神経 の機能回復、アルツハイマー病・痴呆症の予防
BDNF(脳由来神経栄養因子) 神経細胞の存在維持・成長促進、アルツハイマー病・認知症予防
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